福寿園、新茶の初摘み開催 今年からCHA遊学パークで
新茶園での開所、新茶摘み。福井正憲会長(左)と福井正興社長
【関西】今年は厳しい寒さが続き、桜の開花は西日本、中部、関東ともに例年よりやや遅かった地域が多かったが、今や開花前線は東北地区へと北上を続けている。その中で宇治茶老舗の福寿園は、春の訪れを告げる新茶の初摘みを3月19日、CHA遊学パーク(京都府木津川市山城町)で催した。 日本茶大手の同社では一日でも早く消費者に新緑の息吹の新茶を届けたいと、毎年この時期に八十八夜に先駆けて初摘みを催している。この新茶の初摘みは発芽状況の研究と加温による促成栽培の研究