SM3月期中間決算 10社中6社営業減益 明暗分かれる
主要な食品スーパー(SM)の18年3月期中間決算(17年4~9月)は、10社中6社が本業のもうけを示す営業損益で減益だった。既存店の売上高が前年を上回った好業績企業は増益を確保した一方、減益企業は、人件費を含めた販売管理費の上昇を売上高の伸びで吸収できず、明暗が分かれた格好。下期も競争環境が厳しいまま、人手不足による人件費などコスト増は構造的に続く。店の競争力強化、効率化と徹底したコスト管理が求められる。(山本仁)
主要な食品スーパー(SM)の18年3月期中間決算(17年4~9月)は、10社中6社が本業のもうけを示す営業損益で減益だった。既存店の売上高が前年を上回った好業績企業は増益を確保した一方、減益企業は、人件費を含めた販売管理費の上昇を売上高の伸びで吸収できず、明暗が分かれた格好。下期も競争環境が厳しいまま、人手不足による人件費などコスト増は構造的に続く。店の競争力強化、効率化と徹底したコスト管理が求められる。(山本仁)