胃心伝真=自然環境の再生を

総合 コラム 2022.05.11 12396号 01面

 先日、地元紙に広島県のカキ養殖の将来を危惧する記事が掲載された。CO2の削減対策を取らないと22世紀に入るころには大きな被害が出る可能性が高いとのことだった。地球温暖化も進んでおり、冬になると「カキの季節だ」と当たり前のように言うことが難しくなるかもしれない▼地域卸・中村角のグループ会社でオイスターソースなどを製造しているカクサン食品も、原料の確保に苦労しているらしい。地球温暖化による自然環境の変化や下水道整備などによるプランクトンの減少が大きな要因のようだ。要するに“きれ

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