食品ニューテクノロジー研究会講演:ATP・迅速検査研究会 本間茂理事

 ●「ATPふき取り検査の進歩と重要性~「汚れの見える化」が衛生管理現場にもたらしたこと~」 ATP・迅速検査研究会理事 本間茂氏
 1990年代初めにATPを汚染指標とした清浄性の評価法、ATPふき取り検査(以降ATP検査)が開発されるまで、清浄度検査は「目視確認」あるいは「ふき取りによる微生物検査」で行われていたが、前者は定量性と信頼性に課題があり、即時性のある検査手段は存在しなかった。
 ATP検査の原理は、生物由来の汚れ

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