かどや製油、第1四半期はコスト増で大幅減益も家庭用シェア回復
小澤二郎社長(左)と佐野雅明専務
かどや製油(小澤二郎社長)の15年3月期第1四半期は、コスト増で大幅減益だったが、家庭用は夏場から回復基調に好転、シェア回復に期待の持てるスタートとなった。専門紙対象の業績発表会で、適正価格を前提とした家庭用でのシェア回復への意向と、コストプッシュに対応する近い将来での価格改定の必要性を報告。搾油ごま相場は2000ドル前後の高値で依然推移、2年前の1200ドルから短期間で高騰している。 同社の第1四半期連結決算は、売上高57億2100万円(0.7%