ハウス食品グループ、大連カレールウ新工場稼働開始 生産能力3倍強へ
拡大するカレールウの生産を担う大連堀江大和屋食品
大連工場のカレールウライン(上) 工場内には大型の空気清浄機も
ハウス食品グループは中国の大連堀江大和屋食品第二工場にカレールウラインを新設し、9月から稼働を開始した。同社は海外事業をコア育成事業とし、北米の大豆事業、東南アジアでの製品展開とともに中国における事業展開を加速している。特にカレーでは「カレーを中国の人民食に」するため、97年の上海カレーレストラン開店から積極的な展開を進めてきた。現在、中国におけるカレー事業は前年比64%増22億円に達し、今後も大幅な成長が見込まれる。今回の大連におけるカレールウ工場稼働で、旺盛な需要に対応