凍結乾燥食品特集:九州地区動向=ブランド品種原料 フリーズドライで広がるか
2025.10.08九州ではフリーズドライ食材として、国産原料を使ったものへの引き合いは高い。ただ一方、九州は農産物の一大供給基地でもあるが、「九州産」へのニーズはそれほど大きくない。即席麺向けでは現在、フリーズドライの高菜漬けの利用が伸びている。また即席味噌汁向けのか…続きを読む
7月4日、フリーズドライ(FD)メーカー12社が出席の下、今年度の日本凍結乾燥食品工業会(FD工業会)の通常総会が開催されました。今年で発足から52年を迎えることができましたことは、食品ユーザー各社さま、小売業界の皆さまによるご支援とご愛顧の賜物と、…続きを読む
日本凍結乾燥食品工業会・会員企業の真空凍結乾燥機の24年度の棚面積は、前年比0.3%増の1万4325平方m。棚面積は、16年度まで6年連続して拡大も、16年以降は3年連続で前年並みだった。19年度は4年ぶりに増加し、20年度はほぼ前年並みとなった。2…続きを読む
日本凍結乾燥食品工業会は今年度通常総会で24年度(24年4月~25年3月)のFD主要生産量をまとめた。同調査は同工業会加盟13社への申告数量を集計したもので、アウトサイダーはカウントされていない。同工業会は毎年、食品産業向けにFD食品のトレンド、ある…続きを読む
FD成型食品はここ数年、大幅な伸長を続けてきたが23年度に続き昨年度も減少した。一昨年度は前年比6.1%減の6億3099万食だったが、昨年は同1.2%減の6億2368万食となり減少幅は縮小した。この要因はエネルギーや原材料などのコスト増対応に向けた各…続きを読む
凍結乾燥(フリーズドライ=FD)食品は消費者の時短・簡便ニーズや、栄養価が損なわれにくい製法が評価され長期的に堅調な推移を続けている。FD成型食品は23年度に価格改定などの影響を受けて、減少に転じたが昨年はその減少幅を縮小しており、今後はさらなる成長…続きを読む
●Star of the West=二度検査で品質管理 Star of the West(SotW)は米国で11番目の規模を誇る小麦の製粉会社だ。コーンや乾燥豆などのサプライヤーとしても事業を広げており、ミシガン州では2拠点で食品用のNonGMO大…続きを読む
●Parr Farms=単収増の品種に期待 ミシガン州のParr農場は4代目のゲイリー・パー氏と子どのたちの計3人で経営している。1901年に英国から移民した曽祖父が始めた。2006年に酪農をやめ、今では大豆(商業用・食用)、コーン、牧草の3種の作…続きを読む
●ミシガン州に見る生産・研究の現状 ミシガン州立大学(MSU)の作物学農場では教員主導で約25の研究を行っている。扱う作物はコーン、大豆、小麦、乾燥豆、ポテトなどで、育種や土壌の肥沃、疫病といった協調的研究では横断協力する場合もある。大豆育種プログ…続きを読む
現在、21ヵ国147社の大豆製品がサステナブルな米国大豆の使用を示す「SSAP認証」マークをパッケージに採用している。USSECのジム・サターCEOは「パッケージでの掲載は持続可能性への関心や安心感の提供として重要だ」と述べ、SSAP認証マークの掲載…続きを読む
世界大豆会議での報告によると、米国の25年産大豆は作付けに遅れが見られたが、天候は好調で収穫の期待は大きい。成長傾向にあるブラジルなど世界の大豆生産状況や中国との貿易問題も取り上げ、政治的、経済的な現状や課題に関する講演も行われた。 21日のオープ…続きを読む