本格焼酎特集:壱岐の蔵酒造「IKINOCRAFT GIN」 地元農産物を使用
2025.05.09
壱岐焼酎は、米麹3分の1、麦3分の2という独特の製法で作られた焼酎だ。壱岐酒造協同組合には現在、七つの蔵が所属。そのうちの1社である壱岐の蔵酒造を紹介する。 壱岐の蔵酒造では、伝統的な焼酎造りを行う一方、貯蔵や酵母、配合を変えることで個性を生み出し…続きを読む
雲海酒造は、酒類市場の動向についてハイボールやRTDなどが好調で焼酎消費量が年々減少傾向な中、インバウンド需要や外食需要回復の波にどれだけ乗れるかが重要なポイントだとみる。高価値商材の提案強化により新たな顧客を獲得し、ブランド価値構築にも注力する必要…続きを読む
三和酒類は、本格焼酎市場全体が若干麦焼酎へシフトしている点に注目する。他原料事情の影響のみによるものか、嗜好(しこう)が麦焼酎へきているのかについては、注意深く見ていく必要があるととらえる。 商品別では、アルコール度数20度への利用移行がみてとれる…続きを読む
薩摩酒造では、本格焼酎市場全体が厳しい中、主力ブランド「さつま白波」「黒白波」では、ロイヤル飲用層を守る取り組みを行っている。「神の河」は、ホワイトオーク樽に3年以上貯蔵した長期貯蔵麦焼酎。同品に関しては引き続き、他社貯蔵焼酎との差別化を強化していく…続きを読む
霧島酒造は、酒類市場について適正飲酒の広がりやアルコール離れといった動きがある中、手に取りやすく度数も抑えられたRTDが勢いづく一方で、焼酎はもとの度数が高いために敬遠されがちで、割り材の準備など新規飲用層のハードルは高くなっているとみる。 そのよ…続きを読む
浜田酒造では今年、金山蔵が20周年を迎えた。あらためて金山跡地という特性を生かし、金山蔵のコンセプトを磨き直したい考えだ。 今注力して育成するのが、ボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN」ブランド。20代女性が開発メーン担当者の一人だ。“焼酎を…続きを読む
そば焼酎の24年実績は、5374kl(構成比1.6%)で前年比12.7%減となった。主産地別で見ると宮崎県が同11.4%減の3892kl、福岡県は同16.5%減で1269klだった。福岡県は前年に引き続き減少幅が大きく、減少傾向が顕著になっている。 …続きを読む
主要4原料以外の酒かす、ごま、黒糖などを原料とする本格焼酎は、24年実績で前年の1万1673klに対し前年比7.2%減の1万0836kl(構成比3.2%)となった。 黒糖焼酎は今年3月、若い世代が関わる行事で取り上げられた。それが、「高校生サミット…続きを読む
コメ製焼酎の24年課税移出数量は2万9093kl(構成比8.5%)。前年の2万9690klと比べて2.0%減となった。最大産地である熊本では、1万0188klとほぼ前年並みを維持した。他の主産地を見ると鹿児島も1195klと同じく前年並みに。福岡は1…続きを読む
芋製焼酎の24年課税移出数量は、14万6187kl(構成比42.9%)で前年の15万4434klに比べて5.3%減となった。前年に引き続き減少幅は大きく、原料別構成比では2位となった。シェアの高い県別で見ると、宮崎県が5.2%減(8万5234kl)、…続きを読む
麦製焼酎の24年実績は14万9086kl(構成比43.8%)となり、前年の15万3416klに比べて2.8%減。全体として、前年に比べて減少幅は小さくなった。原料別構成比では首位だった芋を抜きトップに躍り出た。主産地で見ると大分県が7万8806kl、…続きを読む