全国小売流通特集2025

全国小売流通特集:エリア動向=中四国 生産性向上・業容拡大へ

特集 小売 2025.07.31 12973号 21面
ハローズは従来の長期計画を上方修正した「売上高5000億円、店舗250店舗」を掲げ、さらなる成長を目指している(写真はハローズ観音新町店)

ハローズは従来の長期計画を上方修正した「売上高5000億円、店舗250店舗」を掲げ、さらなる成長を目指している(写真はハローズ観音新町店)

3月に開業した新JR広島駅ビルのミナモア

3月に開業した新JR広島駅ビルのミナモア

6月27日オープンした香川県内73店目のイオングループのマルナカ上林店(香川県高松市)。イオングループはドミナント戦略を推進、圧倒的なシェアをさらに強固にしている

6月27日オープンした香川県内73店目のイオングループのマルナカ上林店(香川県高松市)。イオングループはドミナント戦略を推進、圧倒的なシェアをさらに強固にしている

店舗展開と商勢圏

店舗展開と商勢圏

都道府県別出店動向

都道府県別出店動向

 中国エリアの商業6業態では、これまで苦戦を強いられてきたホームセンターや家電大型専門店が回復傾向にあり、百貨店が一人負けの様相を呈している。CVSやスーパーも月によって前年実績比の増減はあるものの、堅調に推移しており、ドラッグストア(DgS)に至っては40ヵ月以上にわたり前年実績を上回り好調だ。DgSは、この4月までの1年間で店舗数が30店舗増加するなど、着実に売場面積を拡大させている。一方、四国エリアでは、高齢化、人口減少が著しい。年々市場が縮小する中、イオンが積極的にM

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