国産化に針路をとれ:三谷産業 エノキ茸の新たな可能性
2025.03.07
●エキス・だしの原料不足改善に 原料の新たな用途や機能性の探索は、新たな需要拡大の促進につながる。石川県の三谷産業は、先ごろ独自技法でエノキ茸の風味や、うま味成分を抽出した「えのきエキス」「えのき濃縮だし」を開発した。いずれも長野県産エノキ茸を10…続きを読む
紀文食品はマルハニチロと協働開発した新商品「SURIMI BAR 真鯛入りおさかなソーセージ」=写真=を、24日から全国発売する。昨年3月に資本業務提携を結んだ両者の初の成果となる。生産はマルハニチロ宇都宮工場が担う。紀文食品がカテゴリーとして魚肉ソ…続きを読む
極洋は25年春の新商品として、家庭用4品・業務用31品の計35品を3月1日から順次発売する。開発テーマは「手軽に満足!魚をもっと好きになる」。主力の業務用冷食では深刻化する人手不足への対応を重視。魚料理にありがちな調理の手間や調理後の片付けのわずらわ…続きを読む
味噌・醤油・豆腐・納豆など、日本の食文化に古くから根付いている大豆だが、現在の国内消費は輸入大豆に大きく依存する。24年度の食品用需要量は約100万t、うち国産は約25万t。国産大豆はほぼ全量が食品に使われている。食料安全保障の観点から、農林水産省は…続きを読む
ニップンは12日、これまで取り組んでいたでんぷんの老化を遅らせる特性を持つ小麦の総称を「やわら小麦」とし、このたび商標を取得したと発表した。併せて、同小麦を使用した業務用小麦粉2品を2月から販売する。「やわら小麦」を広く認知、活用してもらうことで、さ…続きを読む
【関西】世界初となるギ酸を活用した高圧水素の生成を進める高松帝酸がこのほど、ギ酸から高圧水素ガスの連続抽出に成功し、実用化に向け一歩前進した。出口戦略の一つに水素を用いた調理システムの普及を据え、2030年にはさまざまな形での社会実装を目指す。 太…続きを読む
【中部】九重味淋(愛知県)は15日から、玄米と通常の2倍量の米麹を使用した本みりん「こはくの実り」を限定販売する。同社では入社2年目の従業員が研修の一環として商品開発を担当する制度があり、今回は玄米で作ることが難しいとされている本みりんを過去の研究な…続きを読む
【中部発】名古屋市の天狗缶詰は1月17日、同社の三河工場(豊川市)でメディアに向けてウズラ卵を使った新商品発表会を開催した。今回、おやつとしても楽しめるミルク風味の「みるくうずら」と若年層にも人気のフレーバーを起用した「うずタルコンポタ風味」を披露し…続きを読む
日清製粉プレミックスは、米粉のプレミックス「米粉のめぐみ」を新シリーズとして4品投入する。「米粉のめぐみ」シリーズは、近年、米粉への消費者ニーズが高まっていることを背景に、同社の小麦粉加工技術と各種原料やそれらの配合に関する知見を活用して開発したもの…続きを読む
【関西】国分西日本は「2025年国分西日本春季展示商談会」を4日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で開催した。「消費のスイッチを押せ!」をテーマに、生活者の価値観の変化をとらえ前向きな消費を得意先とともにつくるため、さまざまな切り口・商品を提案した。 …続きを読む
明治と横浜市のスタートアップBeer the Firstは、SNF原料(脱脂粉乳)を使ったクラフトアルコール飲料を開発した。Beer the Firstから、3月中旬に発売する。乳製品の生産過程で発生する脱脂粉乳の有効活用に新たな可能性を示し、異業種…続きを読む