日本ケロッグ、「オールブラン」誕生100周年で多角的に魅力発信 食物繊維を訴求

菓子 キャンペーン 2015.02.20 11142号 06面

 日本ケロッグは「ケロッグ オールブラン」シリーズ誕生100周年を記念し、「食物繊維ひとすじ100年」をキーメッセージに、「オールブラン」ブランド強化のため、新CMの放映、消費者からの情報発信をサポートする「アンバサダープログラム」の立ち上げ、店頭コミュニケーションの充実、主原料の小麦ブランの価値を発信する「ブランでスッキリ!」委員会の設立–などの多角的コミュニケーション施策を展開する。(青柳英明)

 ケロッグのイメージキャラクターにフリーアナウンサーの木佐彩子を起用して2月からインフォマーシャルの放送を開始、4月からはTVCMも放映予定。

 また、「オールブラン アンバサダー プログラム」(http://www.allbran.jp/ambassador/)を2月に立ち上げ、オールブランのおいしさと価値を伝達するオールブラン愛用者を募る。アンバサダーには、モニター施策をはじめフードコーディネーターによるレシピ紹介イベントへの招待などを通して、オールブランへの理解をより深め、SNSを中心にオールブランの魅力を発信してもらう。

 店頭施策は、「オールブラン」シリーズの特徴やレシピなどを紹介するリーフレットを配布するほか、オリジナルクリアファイルを作成し、2月中旬から全国の大手SMなどで配布。全国200店舗以上のSMでは、オールブラン製品を使ったスムージーの試食や好みのベース(牛乳、豆乳、ヨーグルトなど)、トッピング(ジャム、メープルシロップ、チョコレートソースなど)を選べる「食べ方提案」の試食も行う。製品は、「オールブラン ハニークランチ」を保存に便利なチャック付きスタンディングパウチタイプとしてリニューアルし2月中旬に発売。また、「オールブラン」シリーズ全製品を「食物繊維ひとすじ100年」アイコン入りパッケージに順次刷新する。

 さらに、「オールブラン」シリーズの主原料の小麦ブラン自体の魅力も発信する。便秘外来を行う小林メディカルクリニック東京の小林暁子院長、食物繊維の専門家で大妻女子大学家政学部食物学科の青江誠一郎教授や管理栄養士・雑穀料理家の柴田真希氏ら専門家が10日に発足させた「ブランでスッキリ!」委員会を、日本食物繊維学会とともに「オールブラン」のブランドがサポート。同委員会では腸内環境を整え、「スッキリ習慣」を体験するために役立つ情報をWebサイト(http://brandesukkiri.allbran.jp/)などで発信し、 自然由来の食物繊維である“小麦ブラン”の特徴や優位性を啓発する。

 「ブランフレーク」は、1915年に「世界初の食物繊維が豊富なシリアル」として米国で誕生。日本では87年に「オールブラン」を発売し、94年に「オールブラン オリジナル」が食物繊維食品として日本初の「トクホ」(特定保健用食品)表示の許可を取得した。

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