3月商業動態、駆け込み反動減が顕著に

小売 統計・分析 2015.05.13 11179号 12面

 経済産業省が4月28日に発表した商業動態統計速報によると、15年3月の大型小売店(百貨店、スーパー)の飲食料品売上高は9146億円、全店で前年比2.6%減、既存店も同4.0%減と落ち込んだ。前年同月の消費増税前駆け込み需要に対する反動減を顕著に示した。全体の売上高は1兆7149億円、全店で同12.3%減、既存店で同13.0%減。  反動減が激しいのは百貨店。既存店売上高は各地域で2割減の水準。スーパーも各地域の既存店売上高は1割減の落ち込み幅となった

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