台湾による輸入食品規制強化、長期化の様相 議員外交に課題残す

総合 ニュース 2015.05.25 11184号 01面

 日本からの輸入食品で「産地の偽装があった」として、台湾側の輸入規制強化が15日から始まったが、長期化の様相を呈してきた。日本政府は公式、非公式の双方で台湾政府と協議を続けている中で、自民党・食料産業調査会は4月24日に続いて19日も台湾の問題を審議、議員外交の結果などを踏まえて、「偽装の実態を解明」「(WTOなどの)国際機関への持ち込みを迅速に検討すべき」を農林水産省など政府に求めた。(伊藤哲朗)

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