日清オイリオグループ、収益基盤構築を加速 営業益25％増へ体制強化
今村隆郎社長
日清オイリオグループは今期、中期経営計画の2年目として、油脂事業の収益改善を中心とする強固な収益基盤の構築を加速する。焦点となる国内油脂で価格適正化と付加価値品拡販を両立させるほか、12年比30億円のコスト削減を全社で遂行。収益環境は厳しさの一途をたどるが、25.6％増となる営業利益70億円を目標に設定、「全事業で体制強化を図り、従来以上に事業構造改革を図る」（今村隆郎社長）方針を示した。（村岡直樹）
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