三井食品、新社長に藤吉泰晴氏 異質化戦略を深掘り

卸・商社 人事 2015.06.24 11200号 01面
22日の決算会見で握手する藤吉泰晴社長(左)と長原光男顧問

22日の決算会見で握手する藤吉泰晴社長(左)と長原光男顧問

 三井食品は22日開催の定時株主総会で、社長交代を決めた。新トップに三井物産の前執行役員食品事業本部長を務めた藤吉泰晴氏が就任し、前社長の長原光男氏は顧問に退いた。藤吉社長は三井物産時代の食糧やリテール分野の深い見識を生かし、現2ヵ年中計で進める異質化戦略の深掘りへ本腰を入れると強調。三井物産との連携強化による新たなビジネスモデルの確立にも注力し、まずは2年間で売上高8600億円規模の達成へ基盤整備を急ぐ。(篠田博一)

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