18年栃木産干瓢、1~2割増産 生産振興が課題、消費拡大模索を

農産加工 ニュース 2018.10.01 11773号 01面
農家の高齢化で作付けは減少傾向に

農家の高齢化で作付けは減少傾向に

 18年の栃木県産干瓢は、おおむね1~2割の増産となった。全体的に雨が少なかった分、品質も白く乾燥状態の良い干瓢ができた。一方、農家の高齢化によって作付けと生産戸数は減少傾向で、消費も回転寿司などの登場で巻物の需要が減り、産地では生産振興と国産干瓢の消費拡大を模索している。(三井伶子)  昨年は空梅雨と梅雨明け後の長雨で不作となり、平年より1~2割減産となった。今年は梅雨が短かったが、まとまった雨もあ

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