ポイント=瀬戸内の恵みを酒造りに

総合 コラム 2018.09.21 11766号 03面

 愛媛県の酒造メーカー、梅錦山川が、岡山県で栽培された酒米・雄町(里海米)で醸した純米吟醸酒「里海の環(わ)」を発売した▼JA全農おかやまが取り組む、瀬戸内海で育ったカキの殻を有効活用する循環環境保全型事業「瀬戸内かきがらアグリ」の一環。酒米を栽培する田んぼに、土壌改良材として、カキ殻が活用されている。カキの殻には良質なミネラルや栄養分が豊富に含まれ、水質の浄化作用もあるという。里海米を使った日本酒は初めてとなる▼ラベルのデザインは瀬戸内海の多島美をイメージしており、愛媛県と

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