主要百貨店の17年度中間決算 基幹店も業績悪化 異業種連携・店舗整理で浮上へ

小売 決算 2016.11.30 11449号 04面

 主要百貨店の17年度中間決算は、売上高・利益とも前年割れが連なった。主力の衣料品の売上げ減少に歯止めがかからず、高額品の免税売上げが一巡したことから、基幹店売上げにも陰りがでてきた。危機感を強める各社は不採算店閉鎖を断行する一方、同業異業態との提携・連携を加速している。(板倉千春)  売上げに寄与してきた免税売上高は、三越伊勢丹205億円(前年比21.1%減)、大丸松坂屋132億円(27.4%減)高

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