6月商業動態、薄れてきた消費増税影響

小売 統計・分析 2015.08.05 11222号 04面

 経済産業省が7月29日発表した商業動態統計速報によると、15年6月の大型小売店(百貨店、スーパー)の飲食料品売上高は9256億円、全店で前年比2.4%増、既存店も同1.1%増となり、消費増税の影響がようやく薄れてきた。全体の売上高は1兆6412億円、全店で同0.6%増、既存店は同0.3%減。  百貨店は、関東を除く全地域で既存店売上高が軒並み前年を下回った。スーパーは、既存店売上高が北海道、四国、九州で前年を上回っている一方で、東北、関東、中部、近畿

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