たくあん原料、新潟・北関東は平年作 南九州で台風被害

農産加工 ニュース 2016.10.21 11430号 01面
収穫機導入で負担は減るが人手は必要

収穫機導入で負担は減るが人手は必要

 たくあんの原料大根は、25日前後に新潟、11月中旬に群馬で収穫のピークを迎える。生育は順調で、平年作の見通し。宮崎、鹿児島では干したくあん用・生たくあん用とも、天候不順と台風の影響で一部まき直しになり、おおむね9月末に作付けを終えた。重量野菜とあって収穫、干しの作業が高齢農家の負担になり、後継者不足に陥っている。漬物メーカーは収穫機械の導入などで負担軽減を図っているが、他の作物への転作などで産地によっては原料不足が懸念されている。  全日本漬物協同組

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