胃心伝真=貨客混載

総合 コラム 2018.12.05 11804号 01面

 運輸総合研究所「国内交通の旅客輸送人員推移」によると、鉄道、バス、自家用車の分担率は昭和35年で鉄道60%、バス30%だったが、平成21年には鉄道34%、バス6%となっている▼こうした背景から地方鉄道やバスの経営状況悪化は明らか。さらに広大な過疎地を抱える北海道のように、荷物一つ当たりのトラック走行距離が過疎地が都市部の何倍にもなる事例もあって深刻だ  ▼昨年9月、国土交通省が貨物自動車に旅客を乗せたり、路線バスによる貨物輸送の重量制限を撤廃する規制

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