イトーヨーカ堂、店舗改革では成果 収益力回復に課題残す

小売 ニュース 2019.04.24 11868号 04面
売場もデリカゾーンを広げるなど店舗改革を着実に進める=食品館厚木店

売場もデリカゾーンを広げるなど店舗改革を着実に進める=食品館厚木店

 イトーヨーカ堂は、19年2月期(18年度)決算で店舗の構造改革に成果を上げるが、収益力の回復に課題を残す結果となった。構造改革した店舗は収益が改善し、15億円の増益に寄与したが、会社全体での計画には届かなかった。
 20年2月期(19年度)は当初の中期経営計画で営業利益150億円だったのを65億円に修正し、改装に140億円投資して成功事例の導入や首都圏での集中展開を進める。
 店舗構造改革では改装したアリオ葛西店が18年度の売

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