「FABEX東京」きょうまで開催 目立つサステナブル提案

総合 展示会 2022.04.15 12388号 01面
感染防止対策を徹底しながらも多くの来場者でにぎわう

感染防止対策を徹底しながらも多くの来場者でにぎわう

 「FABEX東京2022」(ファベックス、デザート・スイーツ&ベーカリー展)」はきょう、最終日を迎える。主催は日本食糧新聞社。会場の東京ビッグサイト東展示ホール4~6ホールには587社が879小間を出展。初日の13日は1万2481人が来場し、3日間で4万人を見込む。

 今回、コメ消費拡大に向けた需要創造を掲げ「お米未来展2022」を初開催。恒例の「第10回食品&飲料OEMマッチングEXPO」「プレミアム・フードショー2022」「2022麺産業展」も同時開催され、午後5時まで商談が繰り広げられる。

 先行き不透明な時代を受け、会場では未来の食を提案する商材やサービスが集結。中でも、サステナビリティを意識した植物性原料のプラントベースフードや米粉由来に代表される代替食品、環境配慮型容器、食品ロス削減に貢献する機器・システムなどが多く紹介されている。

 会場運営は昨年同様、感染防止対策を徹底させ、安全・安心を最優先する中で、来場は事前登録制度を基本に、混雑を避ける対策を実施。オープニングセレモニーは行わず、今野正義日本食糧新聞社会長CEOのあいさつで開幕。「歴史的構造変化のただ中で開催される当展は、皆さまの力強い信頼と支援を得て、大きなビジネス商談の場となった。ここに出展しチャレンジする皆さまが、ピンチをチャンスに変える、磨き上げられた魅力と改革で、新たな時代が求める活性化提案をかなえられることを、心から祈念する」とエールを送った。(佐藤路登世)

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