「FABEX関西2020」きょう30日まで 販路回復をアピール

総合 展示会 2020.10.30 12138号 01面
メープルシロップを使用したカボチャのスイーツを試食で提供

メープルシロップを使用したカボチャのスイーツを試食で提供

席数を半減して開催されたセミナーは満席の人気

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 日本食糧新聞社は28日、惣菜デリカ・弁当・中食・外食・給食・配食など業務用食の総合見本市「FABEX関西2020」がインテックス大阪1、2号館で開幕した。314社・431小間の出展社が、新型コロナウイルス感染拡大で失った販路や売上げを回復しようと新商品や新たなサービスをアピールした。

 例年盛大に行われる合同オープニングセレモニーに変えて、主催者を代表し日本食糧新聞社の今野正義代表取締役会長CEOが館内放送で開会宣言を行った。

 今野会長CEOは、「コロナを背景に、厳しい歴史的環境変化の中、本展示会へ力強いご信頼とご支援をいただき、314社・431小間の大きなビジネス商談の場となった。3日間、すべての皆さまと力を合わせ、感染防止対策を徹底し、安心・安全第一の場となるよう力を尽くしたい」と出展者・関係者に謝意を述べた。

 さらに、「新たな創意工夫と磨き上げた改革で、変化と時代が求める新しい活性化提案がかなうよう心から祈念する」とした。

 FABEX関西2020は、「第8回ファベックス関西2020」、「第8回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」(主催=協同組合全日本洋菓子工業会、共催=全国和菓子協会)、「第3回カフェ&ドリンクショー関西2020」「第4回地域食品ブランドフェア」の4展で、きょう30日午後5時まで近未来の食の構造変化を見据えたチャレンジが行われる。(山田由紀子)

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