パン粉特集:革新技術開発で用途拡大 値上げ・価格競争・設備投資…課題山積

小麦加工 特集 2015.05.27 11185号 14面

 14年のパン粉生産量は15万5629tとなり、3年連続で前年を上回った。日本のパン粉は、その食感の良さやおいしさから、いまでは世界中で使われている。メーカーで開発する小麦粉をアルファー化した品質改良剤は、食感改良や新しい揚げ衣の素材として、用途の裾野を広げている。一方、円安による原材料高騰のほか副原料、電力、ガス、物流費も上昇し、値上げできるかが喫緊の課題となっている。(三井伶子)  ●14年生産量

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