東北業務用流通特集:値上げラッシュと市場変化への対応 食材供給から情報提供、経営指導まで

卸・商社 特集 2015.02.27 11146号 12面

 昨年来の急激な円安進行で原料価格が高騰し、業務用食材も値上げが相次ぐ。各地の問屋も「これだけ値上げがずらずらあるとセールスも吹っ切れている」と諦めの状態。メーカーも問屋もこれまでは値下げ競争時代が続き、下げることはなれていたが上げるとなると難しい。得意先からはまたかと苦情を言われようと、価格改定できなければ自社は赤字に陥る。  しかし得意先では転嫁できず、厳しい店の運営に拍車がかかることになる。象徴的だったのは牛丼の吉野家。牛丼並盛300円を380円

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら