大日本印刷、チャック付き紙容器を開発 高バリアー性で新規需要見込む

 大日本印刷は粉末製品や固形物などのパッケージに最適なチャック付き紙容器=写真=を開発し、このほど販売を開始した。開口部にプラスチック製のチャックを取り付けることで、開封後のリクローズを可能にした。水蒸気や酸素に対するバリアー性も高く、新たな需要が見込めそうだ。
 食品業界には塩や砂糖、小麦粉などの粉体食品や菓子を入れるプラスチック容器の代替として売り込む。水蒸気や、酸素の透過を抑える「DNP透明蒸着フィルム IB-Film」を使用し、高いバリアー性を

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