配送車両を改造した新型移動販売車両。今後は買い物不便地域でも活躍が期待される
ファミリーマート恒例の春の政策発表会が仙台市内で開かれているさなかに東日本大震災が発生した。東北・関東地区で約300店、仙台総合センターなど物流拠点も被災した。高田基生取締役オペレーション本部長は直後に「身内である加盟店、社員の救済を第一優先とする」と明言し、社員全員でそれを実行した。それが早期の復旧へとつながった。しかし、店舗をもとに戻すだけではなく、さらに地域の生活者に支持される店に進化させることがオペレーション本部、スーパーバイザー(SV)の仕事と強調する。