台湾枝豆レポート2018:官民一体で産業強化 10年連続シェアトップ

 近年、冷食メーカー・商社は冷凍野菜(凍菜)の販売を順調に伸ばしている。頻発する生鮮野菜の価格高騰を背景に、凍菜の利便性などの利点が広く認知された。市場は家庭用・業務用ともに毎年約5%伸長しており、18年はこれを上回る伸びとなりそう。特に伸長著しいのが冷凍枝豆で、健康志向や“家飲み”のつまみ需要増を背景に売上げは右肩上がり。その供給国として強い存在感を示すのが台湾だ。台湾産冷凍枝豆は中国産やタイ産を抑え、08年から10年連続で輸入シェアトップを守っている。農地の大規模集約化、

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