市冷協、消費者キャンペーン抽選会を実施 応募数10%減

抽選会に参加したメーカー会員メンバー

抽選会に参加したメーカー会員メンバー

 市販冷凍食品の主要卸・メーカーで組織する首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は7月24日、5~6月末にかけて関東圏で実施した「冷凍食品だから美味しいキャンペーン」の賞品当選者を決める抽選会を開催した。毎年の恒例イベントで、今年の応募総数は3万9800通と昨年比10.3%減だった。

 高橋宏典会長(日本アクセス東日本営業部門関東エリア統括補佐兼関東第1広域支店長)は冒頭、「応募数は減少したものの、期間中のエリア売上げは前年並みで推移した。6月からはがき料金が値上げされた影響も考えられる」と語った。伊藤善之副会長(三菱食品低温事業本部戦略オフィス部長)は「応募数減少の一要因として、CVSやDgSの伸長を背景とした買い場の変化があり得る。これらチャネルを巻き込んでいくことも今後の課題だ」と分析した。

 今後、当選者を招いて実施する冷食工場見学会(9月、イートアンド関東工場)が、市冷協が取り組む今年度普及事業の最後となる。

 (本宮康博)

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