味の素グループ、ICT・自動化活用 目指すは受注生産

調味 ニュース 2017.12.11 11631号 01面
味の素社川崎事業所にある味の素パッケージング関東包装工場では、箱詰めロボットによって中装(ボール)詰めされた製品を外装の段ボールに詰める工程を自動化した(提供写真)

味の素社川崎事業所にある味の素パッケージング関東包装工場では、箱詰めロボットによって中装(ボール)詰めされた製品を外装の段ボールに詰める工程を自動化した(提供写真)

 味の素グループは、味の素社川崎事業所(川崎市川崎区鈴木町1-1)でR&D(研究開発)拠点の集約、オープン&リンクイノベーション推進拠点の新設、調味料・加工食品の製造・包装の集約・再編を進めているが、目指すところは将来のICT(情報通信技術)の活用を通じた無駄のない精緻な受注生産の構築にある。味の素社の香田隆之執行役員生産戦略部長がICTやIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)などがもたらすとされるインダストリー4.0(第4次産業革命)に対する味の素グループの考え方

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