味の素社、培地受託製造参入へ合弁 再生医療の臨床に照準

総合 ニュース 2018.05.28 11705号 01面
右から福士博司味の素社専務、味の素コージンバイオ社長就任予定の鎌田創氏、中村孝人コージンバイオ社長

右から福士博司味の素社専務、味の素コージンバイオ社長就任予定の鎌田創氏、中村孝人コージンバイオ社長

 味の素社は、再生医療を支えるiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)の研究が今後、臨床段階を迎えるとの見通しに照準を合わせ、それらの細胞の樹立・保存・増殖工程に用いる培地(栄養液)の受託製造事業に参入する。再生医療用培地受託製造のリーディングカンパニーであるコージンバイオ(中村孝人社長、本社=埼玉県坂戸市)と合弁で日本初の再生医療臨床用培地受託製造会社「味の素コージンバイオ」を6月に設立する。  資本金は設立時9億5000万円。味の素社

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