◆野菜・果実飲料特集:「健康性」担保しながら多様化進む

飲料 特集 2019.03.29 11855号 08面
親が子どもに飲ませたい飲料としての支持が高い野菜・果実飲料は家族のコミュニケーションにも寄与する(カゴメ提供)

親が子どもに飲ませたい飲料としての支持が高い野菜・果実飲料は家族のコミュニケーションにも寄与する(カゴメ提供)

 伸長を継続していた野菜飲料市場だが、18年は一服した形だ。とはいえ、トマトジュースは18年の生産量が12万5900kl(前年比26%増)、生産者販売金額は285億1700万円(同30.3%増)(いずれも全国清涼飲料連合会調べ)と伸長を拡大している。加えて、野菜飲料に新たな風を吹かせた「スムージー」もブランドによる差異はあるものの、拡大傾向が続く。「青汁」などのカテゴリー認知も進んでおり、市場の横ばい要因は主力カテゴリーの野菜果実ミックスの減少が影響した形のようだ。一方、果実

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