カネカ、17年3月期は食品部門大幅増益
石原忍常務
カネカの17年3月期連結決算は第3四半期までの円高が海外部門に影響し、減収減益となった。ただし食品部門は調達コストなどでプラスに働いたほか、新製品の拡販などで大幅な増益で着地。今期からは3ヵ年の新中計を始動、大幅な事業組織の変更や事業ドメインの新設などを実施、「経営システムの変更を通じ、事業ポートフォリオ変革の結果を出す」(石原忍取締役常務執行役員)方針。 同社の17年3月期業績は、売上高5482億2200万円(前年比1.3%減)、営業利益331億