横山食品、テアフラビンパウダーを商品化 国産茶葉と水、発酵技術で

総合 ニュース 2018.05.09 11697号 15面
横山昭仁社長(左)と竹元万壽美奥羽大学薬学部教授

横山昭仁社長(左)と竹元万壽美奥羽大学薬学部教授

 【北海道】パン粉製造の横山食品は4月24日、血糖値上昇抑制作用や抗ストレスなど機能性が高いとされるテアフラビンを粉末にした「テアフラビンパウダーTY-1」を商品化し販売を開始した。これまで有機溶媒を使ってテアフラビンを抽出する製法はあったが、苦みや渋みが強く食品への使用が難しかった。今回、国産茶葉と水だけを原料に静岡県立大学の特許技術を利用したナチュラル製法で、希少性のある遊離型テアフラビンを優先的に生成。溶媒を使用せず商品化したのは世界初だという。同日札幌市内で行った発表

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