メルシャン、中価格ワインを強化 日欧EPA追い風に

酒類 ニュース 2018.12.21 11811号 01面
今後の重要課題を語る代野照幸社長

今後の重要課題を語る代野照幸社長

 ワイン最大手のメルシャンは19日、1本1000円以上の中価格帯ワインの提案を強化すると発表した。欧州産ワインの関税が即時撤廃される日欧EPA(経済連携協定)を追い風に、中価格品を市場へ浸透させる考え。チリ産の低価格品が市場をけん引してきたが、EPA発効を機に欧州産を中心とした中価格品の普及が一段と進む可能性がある。  19年2月1日に発効予定の日欧EPAで、欧州産に課されていた関税(ボトルワインで約50~94円)が撤廃され、欧州産の値下がりが見込まれ

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