近畿圏有カコメ卸、前期は減収増益 今期は増収増益で推移
コメ売場は5kg1280円は当たり前、980円特売も横行
単価ダウンと消費減が進む米穀業界。さらに、有力卸の東友精米（東大阪）が産地偽装で倒産に追い込まれ、大阪第一食糧が株式公開買い付けで伊藤忠食糧の傘下に入るなど業界再編も進んでいる。そうした中、近畿圏主要卸は前期、積極的な営業展開で販売数量は拡大し増益を確保したが、単価ダウンで減収企業が多い。今期は、期初から価格差も少なく増収増益で推移している。（佐藤路登世） 最大手の神明ホールディングは、前期（3月
