胃心伝真=おもろい農業

総合 コラム 2017.01.06 11464号 01面

 大阪は日本有数のブドウ産地で、西日本最古のワイン醸造地でもある。一時期、高齢化や耕作放棄地増加で存亡の危機にひんしたが、立ち直らせた立役者の一人、カタシモワインフード高井利洋社長は昨年12月、16年度6次産業化優良事例表彰で「農林水産大臣賞」を受賞した▼常に消費者を巻き込む農業を実践する氏。「皆に大阪のブドウ畑やワインをおもろいと感じてもらう」ことが秘訣(ひけつ)だ。そこで、多くの人を呼び込む多彩なイベントを企画。コアなファン層獲得と同時に直販率が高くなり、利益率が向上。も

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