国税庁、「灘五郷」と「北海道」GI指定へ

酒類 ニュース 2018.04.27 11694号 01面

 国税庁は23日、特定地域で造られる酒類に、新たに地理的表示(GI)の指定を検討していると発表した。今回指定されるのは「灘五郷」と「北海道」の二つ。それぞれ清酒とワインが対象で、現地で造られた商品だけが同産地名を名乗れるようになる。名称は、来年EPAの発効が予定される欧州でも使用できる可能性があり、輸出拡大を図る企業にとって大きな競争力となる。意見募集は5月28日まで受け付ける。  灘五郷の指定案では、兵庫県神戸市灘区、東灘区、芦屋市、西宮市で造られる

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