インフォマートは19日、外食産業・飲食店に関わるすべての企業を応援するサイトを開設した。新型コロナウイルス感染症の拡大で、外食産業・飲食店はイベントの中止や食事の予約キャンセルが相次ぎ、売上げが減少するなど多大な影響を受けている。同状況下で、外食産業、飲食店関係者向けに「私たちが今できること」として応援サイトを開設。同社従業員による応援メッセージとともに、サポーター企業からの支援情報の掲載を開始した。現状に負けず、元気に頑張っている飲食店も紹介している。

〈外食産業・飲食店支援企業〉▽LINEポケオ＝テークアウトで売上げを補填▽Satisfood＝インバウンド受け入れ準備、外国人旅行者の集客から接客までサポートする提案型メニューアプリ▽favy＝サブスクリプション（定額制サービス）利用で新しい売上げ獲得を目指す。飲食店の新しいキャッシュポイントを創出する集客支援サービス機能の無償提供を開始▽メニューデザイン研究所＝適切なPOPを無償提供し安心して来店してもらう▽Teachme BIZ＝業務手順書を本来の10分の1程度の時間で作成でき、配信・閲覧管理が可能。手順書整備で新人教育や新メニューの作成習熟を加速できる▽KURADASHI＝食品卸長期在庫、終売品、箱潰れなどさまざまな理由で廃棄する商品を食品ロス削減に向け、クラダシが買い取る。廃棄コスト削減、売上げ創出が可能▽TABETE＝まだ安全においしく食べられるけれど捨てざるを得ない食事と「食べ手」をつなぐフードシェアリングサービス。スマホアプリから商品を購入したユーザーが、指定時刻に来店して商品を受け取る–など。

同社では、外食産業・飲食店に関わる企業を応援したいという企業の提案は、厳しい現状に負けずに営業している飲食店（「BtoBプラットフォーム」会員企業）の掲載を受け付けている。（江端哲也）

▽いまこそみせよう！日本の外食力を！応援サイト＝https://www.infomart.co.jp/promotion/yell/yell_202003.html