山田錦、栽培技術向上と付加価値創出へ 「スマート農業」実証実験で日本酒商品化
●行政や酒造会社らが連携
【関西】神戸市やJA兵庫六甲、コニカミノルタ、日本酒「福寿」の醸造元・神戸酒心館などが20年から神戸市北区で「酒米の王様」と呼ばれる山田錦の栽培において、資源の循環や環境配慮の両面から山田錦の付加価値向上に向けて連携し「スマート農業」の実証実験に取り組んでいる。昨秋に収穫した山田錦で醸造した日本酒が22日、発売される。
同区での山田錦の栽培は、生産者が酒蔵からの注文増加に応じて作付けの拡大を進めて