輸入小麦10月期売渡価格 5銘柄2期連続引き下げへ 農水省

小麦加工 ニュース 2019.09.13 11940号 01面

 農林水産省は10日、10月期の輸入小麦政府売渡価格について、主要5銘柄加重平均(税込み価格)で1t当たり4万9890円、前期(19年4月期5万4630円)に比べ8.7%引き下げると発表した。引き下げは2期続けてとなる。
 これは算定基礎となる直近6ヵ月(19年3月第2週~19年9月第1週)の平均買付価格が、米国産小麦の収穫増の見通しや世界的に供給量が潤沢の見込みなどを受けて軟化に推移したことと、為替が円高で推移したことなどによって前期に比べ下落した。

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