局面打開 小売のプラス戦略:PC拡充進める大手 生鮮強化の仕組みづくり
マルエツはPCを活用して魚・肉のおつまみ惣菜を展開
SMの強みは、なんといっても生鮮3品だ。だからこそセブン&アイ・ホールディングスは、CVS事業の成長のためにはグループにSM事業が欠かせないとする。商品戦略上、生鮮のノウハウを持つSMとのシナジーは大きい。
強みである生鮮3品は、SMへの来店目的になる。それゆえにバローホールディングスは、生鮮を強化した自社フォーマットを「デスティネーション・ストア」(以下、生鮮DS)と呼ぶ。しかし生鮮強化はもろ刃の剣で、充実させるほど店内作業も増える。チェーン全体