東洋製罐GHD、原材料上昇で大幅減益 総合力発揮で打開

大塚一男社長

大塚一男社長

 東洋製罐グループホールディングスの19年3月期連結決算は、海外事業が好調に動いたものの、材料・エネルギー価格の高騰や震災影響などで国内が苦戦、増収減益となった。
 中計初年度となったが、国内原材料・エネルギーの価格要因が約143億円に上り、業績を直撃。今期は増収増益を見込み、中計目標も変更しないが、依然周辺環境は厳しい。「グループ総合力を発揮し、SDGsや社会的ニーズに対応する製品を提供し、次中計につなげる」(大塚一男社長)方針。

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