メルシャン、「日本ワイン」販売数を30年までに2倍へ
長林道生社長
ワイン大手のメルシャンは14日、国産ブドウだけで造る「日本ワイン」の販売を30年までに21年比で約2倍に拡大させる計画を発表した。自社ワイナリーで若年層との接点を強化するほか、国内のスタートアップワイナリーへのコンサルティング事業を本格始動させる。長林道生社長は「日本を世界の銘醸地にしたい」と語り、自社だけでなくワイン市場全体を活性化させる考えを示した。
国内ワイナリー数は直近5年間で1.5倍に増加し、21年には400を超えた。だが、9割以上のワイ
