7月CVS売上高、全店ベース77ヵ月ぶりに下落

小売 統計・分析 2019.08.28 11931号 12面

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の19年7月度CVS(コンビニエンスストア)統計によれば、既存店売上伸び率は前年同月比2.5%減と2ヵ月連続の前年割れで、全店ベースでも0.6%減と77ヵ月ぶりで前年割れだった。梅雨明けが遅く、台風などの影響で気温も低く、夏物商材の動きが鈍かったほか、行楽需要にも響いた。部門別では加工食品が7.7%減と最も下落幅が大きかった。
 セブンイレブンの既存店は、客数が5.6%減と苦戦し、2.3%増の客単価でカバーでき

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