伊藤忠商事・シノプス、特売リードタイムの緩和支援 14日前にAIで数量確定
伊藤忠商事と小売業向け需要予測型発注システムで高いシェアを持つシノプスは、食品製配販3層の特売リードタイム(LT)の緩和を支援する。AI需要予測で14日前に発注量を高い精度で確定できる新サービスを小売業に提供し、メーカーの輸送効率向上や見込み生産ロスの削減につなげる。8日に東京の伊藤忠商事本社で行われた説明会では、有力食品SM3社(ハローズ、ウオロク、バロー)の首脳が同サービスの先行実験結果を報告し、物流の2024年問題への対応を急ぐ製配販関係者の関心を集めた。(横田弘毅)