ホタテ輸出、進む脱中国=米国向け急増、加工体制も見直し―処理水放出1年【時事通信速報】

日本貿易振興機構(ジェトロ)が2月にメキシコで行ったホタテ加工の実証実験(同機構提供)

日本貿易振興機構(ジェトロ)が2月にメキシコで行ったホタテ加工の実証実験(同機構提供)

 東京電力福島第1原発の処理水放出に伴う中国の水産物禁輸を受け、日本の官民は主力品目だったホタテ貝の新市場開拓を加速させている。輸出額は放出前を依然下回るが、米国向けが急増するなど流通構造は激変。加工体制の見直しも進み、サプライチェーン(供給網)の「脱中国」が鮮明になっている。
 処理水放出前、中国

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