メルシャン、ワイン3%増計画
代野照幸社長
ワイン最大手のメルシャンは21日、19年のワイン事業で前年比3%増の723万ケース(国産・輸入計)を目指すと発表した。低価格から高価格帯の各領域で強い5大ブランドへ投資を集中し、成長性の高いポートフォリオを構築。国内ワイン市場が伸び悩む中、「ワインバリアを下げる」(代野照幸社長)ことで、間口(購入率)の拡大を図る。 18年の国内ワイン市場が3%減と推定される中で、同社の販売実績はワイン計で2%減の702万ケースで推移した。缶チューハイなどのRTD(