国分グループ本社、前期は微増収減益 下期の消費厳しく
國分勘兵衛会長
国分グループ本社の19年12月期連結決算は微増収減益で着地した。力を注ぐ冷凍・チルドが前年比10%近く伸びた一方、夏場の天候不順によるビール類の苦戦や物流コスト増が響いた。
國分勘兵衛会長は3日、東京都内で開いた会見で前期について「令和の幕開けでもあり明るい話題もあったが、消費増税や台風被害で下期の景況感は急速に悪化した」と振り返った。
第10次長期経営計画の4年目となる前期決算は、売上高1兆8916億7600万円(前年比