J-オイルミルズ、大豆油の不快臭関与遺伝子を発見

 J-オイルミルズは光酸化による大豆油の不快臭(明所臭)に関し、世界で初めて原因物質の生合成に関わる遺伝子を佐賀大学・九州大学と共同で発見。明所臭の少ない大豆品種の開発や大豆油を使用するマヨネーズなどの加工食品の品質改善などへの応用が期待される。研究成果は学術誌「The Plant Journal」に掲載されている。
 食用油は光や熱によって劣化し、特に大豆油は光に当たることによって明所臭と呼ばれる枯れ草のような特有の臭いが発生する。同社はこれまでの研

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